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アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、抗原(ダニ、カビ、花粉など)によってくしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状がみられます。鼻の症状が強いと学業にも影響が出てきてしまいます。また、悪化する場合には副鼻腔炎、滲出性中耳炎、鼻茸などを合併する場合もあり、注意が必要です。
対処としては鼻かみ(かめない乳幼児は鼻吸引)、治療としては抗アレルギー剤の内服や点鼻などの対症療法を行います。症状が強い場合はステロイド点鼻を処方しますが、血管収縮剤の点鼻は合併症の懸念から、ほぼ処方いたしません。5-6歳以上で慢性的にアレルギー性鼻炎の症状があり、抗原がダニやスギ(花粉症)の場合には、根本的治療として、免疫療法をお勧めします。

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